スパイスについて研究するシリーズ「スパラボ」。
今回は、スパイスカレーの塩はどのタイミングで入れるのかについてです。
塩でスパイスカレーの味が決まる?!
スパイスカレーにおいて、塩はとても重要です。
味付けをするイメージが強いですが、
塩を入れることでスパイスの風味がより引き出されます。
ちなみに、私は1度のスパイスカレーで2~3度入れます。
- 玉ねぎを炒めるとき
- (しょうゆやナンプラー、ウスターソースを加える)※作る種類による
- 最後の仕上げ(味の調整)
それぞれに役割があり、とても重要になってきます。
では、それぞれの使い方について説明します。
1.玉ねぎを炒めるとき
玉ねぎを炒めるときに、水分を飛ばしながら炒めていきます。
その際に、塩の持つ脱水作用を利用して、
玉ねぎの脱水を促進します。
そうすることで、時短になり、焦げ付リスクも低くなります。
塩の量は、玉ねぎの量にもよりますが、
1玉でふたつまみ程度です。
2.最後の仕上げ(味付)
塩味はカレーの味付けの中で重要な要素のひとつです。
塩は他のスパイスの風味をグッと引き出してくれるからです。
なので、基本的に塩は一番最後に加えるようにします。
ポイントは、一気に加え過ぎないこと。
少しずつ味見をしながら塩を足していった方が失敗が少ないです。
※塩分と水分の調整は難しいので、カレーを作る際の注意ポイントです。
ミックススパイスの中には初めから塩が混ぜてあるもののあります。
その場合はタイミングを気にせず、
そのスパイスのレシピに沿ってつくりましょう。
私が進めているオリジナルミックススパイスの記事はコチラから
ミックススパイスをつくろう この度、オリジナルのミックススパイスをつくるプロジェクトをスタートします。 きっかけは、私が目指す「日常にスパイスを」というテーマを進めていく上で、 「どなたでも、もっと簡単にスパイスカレーが作れた[…]
なぜミックススパイスをつくるのか オリジナルのミックススパイスをつくるプロジェクトをスタートきっかけは、 「日常にスパイスを」の実現を目指すためにブログをはじめて、 勝手に「スパイスナビゲーター」と名乗り(怪しい)だし、 […]
まとめ
塩を入れるタイミングは大枠2~3回
1.玉ねぎを炒めるとき
(2.しょうゆやナンプラー、ウスターソースを加える)※作る種類による
3.最後の仕上げ(味の調整)
今回はこの3回を紹介していますが、
食材を入れるタイミングで小分けして塩を加える、
準備の段階で塩とスパイスを混ぜておくなど、
塩を入れるバリエーションも様々あります。
また、岩塩や天日塩など塩の種類は豊富にあり、
最近ではスーパーにもたくさんの塩が売られています。
塩の味はカレーの味に影響を与えますので、
自分好みの塩が見つけてみてはいかがでしょうか。
関連記事
スパイスカレーを自宅で手軽につくろう! スパイスカレーをお家で作るのは難しいと思っていませんか?実はそんなことないんです!今回はスパイスカレーを始めたばかりの人でも簡単に作れる、約40 分で完成するチキンカレーを紹介します[…]
普段使っているフレッシュなスパイスが購入できるようになりました。
詳細はこちらから。※ヨムノムさんのオンラインストアにジャンプします。
スポンサーリンク