スパイスの魅力について
カレーだけじゃないスパイスの世界を紹介するシリーズ。
今回はスパイスとは何か?についてです。
スパイスとは?
スパイスは香辛料の中に含まれ、
香辛料は大きくスパイスとハーブに分けられます。
スパイス
植物の芳香のある根や幹、
つぼみ、種、果実などを乾燥したものです。
そのままか粉状にして使う調味料で、
香りや酸味、色付けに使うものの総称です。
例
クミン、チリ、マスタード、シナモン、パプリカ、カルダモン、クローブなど」
ハーブ
茎と葉と花を利用するものの総称です。
※こちらはまた改めて
例
クレソン、セロリ、チャイブ、バジル、オレガノ、ローズマリー、レモングラスなど
スパイスを料理に加えることで、
味や香りに変化を与え、
食欲増進や料理自体を美味しくしたりします。
近年は食生活の多様化により、
スパイスの利用の役割は非常に高くなりました。
また、その特性を活かした商品開発も活発に行われています。
食欲増進、疲労回復、消化吸収促進、強壮、殺菌など、
人の健康維持に非常に役立っています。
スパイスの分類
役割での分類
辛味付け
焼けつくような辛味のチリや
程よい刺激のペッパーなど種類も様々。
※刺激物は妊娠中・授乳中の大量摂取は控えた方が良いです。
色付け
パプリカの赤やサフランのオレンジ、
カレーに黄色の色を付けるターメリックなど、
料理に鮮やかな色を付けてくれます。
香り付け
スパイスが持つ最も重要な働きのひとつです。
スパイスの独特の香りは、
植物に含まれる揮発性の芳香成分によるものです。
形態での分類
スパイスはその形態により呼び分けがされています。
ドライ
01ホール
原型のまま乾燥させた状態のスパイスです。
長期保存に向いてます。
香りがあまり損なわれていませんが、
そのままでは精油成分は引き出しにくいので、
折る・割るなどして香りを引き出します。
ちなみに、ホールスパイスはすり鉢やミルで
使う直前にすりつぶすことで、より香りが引き立ちます。
↓すり鉢選びの参考になる記事(外部サイト)も参考にどうぞ。
02粗びき
ホールスパイスを粗く砕いた状態です。
パウダーより香りが飛びにくく、
ホールより香りが出やすいので、
調理中や下ごしらえなどで活躍してくれます。
03パウダー
ホールを粉末状になるまで挽いてすりつぶした状態です。
素材にまんべんなくまぶしやすく、
下ごしらえでの使用に適しています。
良く料理の仕上げや香り付けにも使用します。
04ミックス
数種類のスパイスをブレンドしたもので、
お互いの良さを引き立てあいます。
お店や家庭によって配合が違い、
料理にオリジナリティを加えます。
フレッシュ
乾燥させていない生の状態のスパイスです。
薬味や彩り、サラダの材料として使用します。
まとめ
スパイスと一言にいっても
その使い方や形態はさまざまです。
自分が使う目的に合ったスパイス選びをしましょう。
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